玉台(読み)ギョクダイ

デジタル大辞泉 「玉台」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐だい【玉台】

天帝の住まいにある美しい楼台。たまのうてな。

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精選版 日本国語大辞典 「玉台」の意味・読み・例文・類語

ぎょく‐だい【玉台】

[1] 〘名〙
① (「玉」は美称) 美しい楼台。玉のうてな。特に、天帝の宮殿にあるとされる楼台。
※本朝文粋(1060頃)一三・村上天皇供養雲林院塔願文〈大江維時〉「玉台之中。彌添玉徳」 〔楚辞‐九思・傷時〕
② (「玉鏡台」の略) 玉で飾った美しい鏡台。
※蒙求和歌(1204)五「人がらも、われらほどの人なりと云て、玉台一枚をいだせり」

たまのうてな【玉台】

地歌・箏曲曲名。烏丸光広作詞。松浦検校作曲細川忠興次女をめとった時に、光広が三味線に添えられた七言一句「玉台是恋慕涙川」の意を歌に綴ったものに、曲をつけたもの。その三味線伴奏の原曲と合奏できるように箏の作曲をしたのは八重崎検校で、尺八を入れて三曲合奏とすることが多い。

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普及版 字通 「玉台」の読み・字形・画数・意味

【玉台】ぎよくだい

仙宮

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