田中次郎(読み)たなか じろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田中次郎」の解説

田中次郎(1) たなか-じろう

1854-1921 明治-大正時代軍人,官吏
嘉永(かえい)7年3月生まれ。西南戦争では教導団歩兵大隊付となり,城山の戦いに参加。明治16年陸軍戸山学校に入学日露戦争では旅順(りょじゅん)攻撃にくわわり,二○三高地の激戦負傷。陸軍中佐。のち宮内省につとめた。大正10年11月24日死去。68歳。長門(ながと)(山口県)出身

田中次郎(2) たなか-じろう

1873-1931 明治-昭和時代前期の官僚
明治6年10月13日生まれ。逓信省にはいり,京城郵便局長,通信局長などを歴任。退官後,日本石油専務などをつとめた。昭和6年7月10日死去。59歳。佐賀県出身。東京帝大卒。旧姓副島

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android