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田中道麿 たなか みちまろ

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美術人名辞典の解説

田中道麿

近世後期の国学者。通称茂七・庄兵衛、号は榛木翁・道全。美濃生、尾張住。初め大菅中養父に、次いで賀茂真淵に、真淵歿後は本居宣長の門に入り万葉学を研究した。万葉学の大家。晩年は桜之町神社に務め、国学・和歌を教授、門人に大館高門加藤磯足等がいる。著書に『撰集万葉徴』『万葉東語栞』等がある。天明4年(1784)歿、55才。

出典|(株)思文閣
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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

田中道麿 たなか-みちまろ

1724-1784 江戸時代中期の国学者。
享保(きょうほう)9年生まれ。美濃(みの)(岐阜県)多芸郡(たぎぐん)飯之木(はんのき)村の農家の出身。大菅中養父(おおすが-なかやぶ),本居宣長(もとおり-のりなが)に師事し,「万葉集」の研究に専念。晩年は名古屋で宣長の教えをひろめた。天明4年10月4日死去。61歳。通称は茂七,庄兵衛。号は榛木(はんのき)翁,道全。著作に「撰集万葉徴」「万葉東語栞(あずまことばのしおり)」など。

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朝日日本歴史人物事典の解説

田中道麿

没年:天明4.10.4(1784.11.16)
生年:享保9(1724)
江戸中期の国学者。通称茂七,のち庄兵衛。榛木翁と号した。美濃多芸郡榛木(岐阜県養老町)の農家に生まれる。近江彦根で大菅中養父に入門,国学の研究に励む。のち名古屋に移り住み,本居宣長に師事,宣長の最も忠実な門人のひとりとして重きをなす。宣長もまた道麿の学才を深く信頼した。研究対象は主として万葉集で,宣長との問答は万葉集研究の当時の水準を物語る。家集『田中道全集』が写本で伝存する。<参考文献>岩田隆「田中道麿年譜稿」(『名古屋工業大学学報』29号),同「榛木翁年譜考証」(『名古屋工業大学学報』30号)

(久保田啓一)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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世界大百科事典 第2版の解説

たなかみちまろ【田中道麿】

1724‐84(享保9‐天明4)
江戸時代の万葉学者。通称庄兵衛,号は榛木翁。薙髪(ちはつ)後は道全と号す。美濃国多芸郡榛木村の農家に生まれる。おもに大坂,名古屋に居住。幼時から読書に親しみ神童の誉れが高かったという。初め大菅中養父(おおすがなかやぶ)に師事。のち本居宣長に入門,万葉研究に才を現した。宣長の万葉に関する著書中にはしばしば道麿の説が採用され,宣長の信頼は篤かった。著書に《撰集万葉徴》《万葉集答問書》《万葉集東語栞》など。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

田中道麿
たなかみちまろ

[生]享保9(1724).美濃,榛木
[没]天明4(1784).10.4.
江戸時代中期の国学者。通称は庄兵衛,号は榛木翁。『万葉集』の研究に没頭し,万葉の古風を唱えた。のち本居宣長の門に入り,その才能を愛された。著書『撰集万葉徴』 (1781) ,『榛木翁集』。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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