田代氏(読み)たしろうじ

世界大百科事典 第2版の解説

たしろうじ【田代氏】

鎌倉時代以来の武家。系図によれば後三条天皇第3皇子輔仁親王より出,後三条源氏を称している。伊豆国狩野荘田代郷(現,静岡県田方郡修善寺町)を本貫とする鎌倉幕府の御家人であるが,1224年(元仁1)田代浄心(信綱)が承久の乱の勲功によって和泉国大鳥郷(現,大阪府堺市鳳)地頭職を拝領した。信綱以降は本貫の田代郷は義綱―景綱―実綱と相伝し,大鳥郷は清綱―通綱―家綱―基綱―顕綱と相伝している。大鳥郷は摂関家大番舎人の存在するところで,13世紀の中ごろには室町院領の荘園となっている。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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