デジタル大辞泉
「甲州葡萄」の意味・読み・例文・類語
こうしゅう‐ぶどう〔カフシウブダウ〕【甲州×葡×萄】
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こうしゅう‐ぶどう カフシウブダウ【甲州葡萄】
〘名〙
② ブドウの
栽培品種の一つ。
行基が中国渡来の
種子を勝沼の地にまいたのがその
起源と伝えられ、また、文治二年(
一一八六)雨宮勘解由
(かげゆ)が発見し栽培をはじめたものともいう。果実は、房
(ふさ)が約三〇センチメートルにも達し、熟すと赤紫色となり白粉をふく。甘味に富み、
芳香がある。日本における代表的品種。
甲州。
※九月十四日の朝(1902)〈
正岡子規〉「
用意の為に枕許の盆に載せてあった甲州葡萄を十粒程食った」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報