デジタル大辞泉 「男女川」の意味・読み・例文・類語 みな‐の‐がわ〔‐がは〕【男女川/水無川】 茨城県の筑波山に源を発し、南流して桜川に合流する川。[歌枕]「筑波嶺の峰より落つる―恋ぞつもりて淵となりける」〈後撰・恋三〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「男女川」の解説 男女川みなのがわ 茨城県:筑波郡男女川筑波山の男体(なんたい)峰・女体(によたい)峰の間から発して南流する水無(みなの)川の古名。数多くの和歌に詠まれるが、「後撰集」の<資料は省略されています>はとくに著名。京都聖護院門跡道興は文明一八年(一四八六)九月二四日に筑波山へ登り、「廻国雑記」に「みなの川はこの山のかげにながれ侍り。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション 「男女川」の解説 みなのがわ【男女川】 茨城の日本酒。酒名は、女体山と男体山の間を流れる沢の名で、「小倉百人一首」の陽成院の和歌「つくばねの峰より落つる男女川恋ぞつもりて淵となりぬる」にちなみ命名。大吟醸酒、純米酒、本醸造酒などをラインナップ。原料米は山田錦、日本晴、五百万石など。仕込み水は筑波山の伏流水。蔵元の「稲葉酒造場」は慶応3年(1867)創業。所在地はつくば市沼田。 出典 講談社[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションについて 情報