白銀堂(読み)はくぎんどう

日本歴史地名大系 「白銀堂」の解説

白銀堂
はくぎんどう

[現在地名]糸満市糸満

糸満いとまんの海岸近くにある拝所。巨大な石灰岩塊に囲まれた祭場で、史料には白銀岩とみえる。「琉球国由来記」によると糸満いちまん村にあるヨリアゲノ嶽の神名はシロカネノ御イベであり、地元ではユイアギムイ、スルカニガイビウシジウメーとよぶが、明治期に奈良原繁沖縄県知事によって白銀堂と命名された(昭和九年糸満尋常高等小学校五〇周年記念誌)

遺老説伝」には、白銀岩にまつわる以下の説話が紹介されている。美殿なる人物が倭人から借金をして返済から逃回っていたが、ついに白銀岩の下で見付けられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む