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百年目 ヒャクネンメ

デジタル大辞泉の解説

ひゃくねん‐め【百年目】

100年後にあたる年。
のっぴきならなくなること。運のつき。「ここで会ったが百年目、観念しろ」
めったにない好運。「福徳の百年目

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デジタル大辞泉プラスの解説

百年目

古典落語の演目のひとつ。大阪種。「番頭百年目」とも。

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世界大百科事典 第2版の解説

ひゃくねんめ【百年目】

落語。別名《番頭百年目》。原話は,《軽口東方朔(かるくちとうぼうさく)》(1762)所収の《手代当惑》。ある大店(おおだな)のうるさ型の番頭が,店の者を叱り飛ばして店を出ると,途中で身なりを変えて,芸者幇間(たいこもち)を供(とも)に花見船を出した。酔った勢いで土手にあがって鬼ごっこをするうち,旦那とぱったり出会い,おどろいて帰って病気のふりをして寝てしまった。翌朝,旦那に呼ばれたので,クビを覚悟して行くと,ふだんの働きをほめられ,ただ,もう少し下の者をいたわるようにとさとされた。

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大辞林 第三版の解説

ひゃくねんめ【百年目】

ある年から数えて100年にあたる年。
どうにもならない運命の時。運のつき。 「ここで会ったが-」 「然し鼠なら君に睨まれては-だらう/吾輩は猫である 漱石

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

百年目
ひゃくねんめ

落語。別名『番頭百年目』。ある大店(おおだな)の口やかましい番頭が、奉公人たちをしかってから店を出て、途中で身なりを変え、芸者や幇間(ほうかん)を連れて花見船を出した。酔って土手に上り、鬼ごっこをしていると、旦那(だんな)にばったり出会う。番頭は仰天して店へ帰り、病気のふりをして寝てしまう。翌朝、旦那に呼ばれて行くと、意外にも日ごろの勤務ぶりを褒められ、もう少し下の者をいたわってやれと優しく諭される。最後に旦那が「きのう会ったとき、お久しぶりといったのはどういうわけか」「あんなざまでお目にかかり、もうこれが百年目(おしまい)と思いました」。上方(かみがた)落語でも口演されるが、東京でも大作の一つである。6代目三遊亭円生(えんしょう)が優れていた。[関山和夫]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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