コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

皇代記 こうだいき

世界大百科事典 第2版の解説

こうだいき【皇代記】

天皇一代ごとに主要事項を列挙した年代記。日本の年代記は多くこの形態をとっているが,〈皇代記〉あるいは〈年代記〉を書名とするものには同名異書が多い。そのうち一般によく知られているのは《群書類従》所収の《皇代記》である。同書は最初に天神7代,地神5代を掲げ,ついで神武天皇より後円融天皇の1380年まで,一代ごとに記事を列記している。後宇多天皇の在位中(1274‐87)に一応成立し,以後数次にわたって書き継がれたものである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

世界大百科事典内の皇代記の言及

【年代記】より

…また《宋史》日本伝には,983年(永観1)渡宋した東大寺の僧奝然(ちようねん)が〈王年代紀〉1巻を宋朝に献上したことが見え,その内容をかなり詳しく紹介している。日本の年代記の多くは天皇1代ごとに事項を掲記する形をとっているので,〈皇代記〉ないしそれに類する書名をもつが,同名異書も少なくない。 平安末~鎌倉期の古写を伝えるものを挙げると,宮内庁書陵部蔵柳原本《年代記》,東京国立博物館および天理図書館所蔵《年代記(皇代記)》,京都御所東山文庫所蔵《一代要記》などがある。…

※「皇代記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

皇代記の関連キーワード孝徳天皇

今日のキーワード

優曇華

《〈梵〉udumbaraの音写「優曇波羅」の略。霊瑞、希有と訳す》1㋐インドの想像上の植物。三千年に一度その花の咲くときは転輪聖王が出現するという。㋑きわめてまれなことのたとえ。2 クサカゲロウ類が産...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android