デジタル大辞泉
「直音」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ちょく‐おん【直音】
- 〘 名詞 〙
- ① 中世悉曇(しったん)学の用語で、ア・イ・ウ・エ・オ・アム・アクなどの音のこと。〔悉曇輪略図抄(1287)〕
- ② いっさいの字に直音と拗音があるという抽象的な言語理論に立って、仮名一字で表わされる音。〔悉曇初心抄(1320頃)〕
- ③ 現代の国語音韻論で、一音節のうち、一つの母音、もしくは一つの子音と一つの母音から成るものをいう語。拗音・促音・撥音以外の音。〔国語学(1891)〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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普及版 字通
「直音」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
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直音【ちょくおん】
日本語の音韻の一種。拗音(ようおん)の対。仮名1字で表す音節をいう。音声学的には母音一つ,あるいは単純な子音と母音の組合せからなる。
出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
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世界大百科事典(旧版)内の直音の言及
【拗音】より
…音韻の一種で直音に対する。今日,古代日本語の発音の実際に直接ふれることはもとよりできないが,直拗の対立に対応する音声上の区別にはさして歴史的な変化はなく,古代から今日に至っているものとおもわれる。…
※「直音」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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