真麻(読み)サオ

デジタル大辞泉 「真麻」の意味・読み・例文・類語

さ‐お〔‐を〕【麻】

《「さ」は接頭語》あさ。麻糸
麻衣あさぎぬ青衿あをくび着けひた―をには織り着て」〈・一八〇七〉

ま‐お〔‐を〕【真麻/真×苧/苧麻】

カラムシ別名。また、その茎の繊維から製した麻糸。

ま‐そ【真麻】

麻の美称

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精選版 日本国語大辞典 「真麻」の意味・読み・例文・類語

ま‐そ【真麻】

〘名〙 (「ま」は接頭語) 麻の美称。
※北岡本夫木(1310頃)七「榊葉にまその白ゆふひきかけて今日はあるしの山かづらせよ〈公朝〉」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「真麻」の解説

真麻 (マオ)

植物イラクサ科の多年草,薬用植物。カラムシの別称

真麻 (マソ)

植物。クワ科一年草,薬用植物。アサの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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