日本歴史地名大系 「矢尾村」の解説
矢尾村
やびむら
現西郷町の南東端に位置し、西郷浦の深い入江に臨んで集落が営まれる。八尾とも記す。慶長期(一五九六―一六一五)まで
正保国絵図に矢尾村とみえる。貞享五年(一六八八)の「増補隠州記」によれば、田一七九石余・一五町四反余、畑二五石余・一二町一反余。小物成は竈役面判銀(以下断りのない限り同銀)三五匁・漁請役五五匁七分・核苧一貫二〇目役二匁七分・牛皮一枚役丁銀二匁五分、家数一〇五(百姓三一・間脇七四)のうち御役目屋敷三五、人数五五五、牛六一・馬四三、弓一・鎗二・鉄砲七。隠岐判官為清とその子が居城した跡地を宮地とする八幡宮のほか天満天神が鎮座、真言宗
矢尾村
やおむら
矢尾村
やびむら
矢尾村
やおむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報