石屋神社(読み)いわやじんじや

日本歴史地名大系 「石屋神社」の解説

石屋神社
いわやじんじや

[現在地名]淡路町岩屋 明神

岩屋いわや地区の北東海岸部にある。祭神は国常立命・伊弉諾尊伊弉冊尊。旧郷社。江戸時代には社名は岩屋とも記され、「常磐草」は天地てんじ明神と称し、または岩屋明神・絵島えじま明神ともいうとしている。なお社伝では崇神天皇のとき三対さんたい(現城山)に祀られた絵島明神が当社の始まりとされる。「延喜式」神名帳記載の津名郡九座のうち、小社の「石屋イハヤノ神社」は当社に比定される。


石屋神社
いわやじんじや

[現在地名]安佐南区佐東町緑井

権現ごんげん山から南に延びた尾根先端神宮じんぐう(九二・四メートル)西麓にあり、祭神は応神天皇・宗像三女神。旧村社。「芸藩通志」は熊野新宮と記し、「安芸国神名帳」に佐東さとう郡二〇前の一つとしてみえる石屋明神に比定する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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