石川善助(読み)いしかわ ぜんすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川善助」の解説

石川善助 いしかわ-ぜんすけ

1901-1932 大正-昭和時代前期の詩人
明治34年5月16日生まれ。昭和3年上京し,草野心平,逸見猶吉(へんみ-ゆうきち)らとまじわる。「日本詩人」「詩神」「新詩論」などに北方風物を表現した詩を発表して注目される。昭和7年6月27日事故死。32歳。没後,随筆集「鴉射亭(あしてい)随筆」,詩集「亜寒帯」,「石川善助童謡集」などが刊行された。宮城県出身。仙台商業卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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