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石村涼月 いしむら りょうげつ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

石村涼月 いしむら-りょうげつ

1879-1938 明治-昭和時代前期の琵琶(びわ)演奏家。
明治12年生まれ。筑前(ちくぜん)琵琶の初代橘旭翁(たちばな-きょくおう)に師事する。のち大阪で義太夫節もまなぶが,琵琶にもどる。浄瑠璃(じょうるり)の調子をとりいれた旋律と美声で人気を博した。門弟に平田旭舟(きょくしゅう)らがいる。昭和13年3月3日死去。60歳。福岡県出身。本名は卯三郎。号ははじめ旭光。

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世界大百科事典 第2版の解説

いしむらりょうげつ【石村涼月】

1879‐1938(明治12‐昭和13)
筑前琵琶の演奏家。本名卯三郎,旭光(きよくこう)とも称した。博多生れ。初世橘旭翁に指導を受けたが,のち一時琵琶から離れ,大阪で義太夫節を修めた。筑前琵琶にもどって,浄瑠璃の風情を加味した発声と旋律によるユニークな演奏様式をつくり出し,涼月風と呼ばれ好まれた。この様式は門弟の三好旭天,平田旭舟に受け継がれたが,それ以上は続かなかった。【山口 修

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世界大百科事典内の石村涼月の言及

【琵琶】より

…(4)筑前琵琶 琵琶歌のもう一つの系統筑前琵琶はもと筑前盲僧の橘旭翁らにより薩摩琵琶や三味線音楽にならって明治期に確立され,女性的な優雅さをたたえた音楽として全国的に流行した。とくに石村涼月高峰筑風らの独特の味わいが人気を呼んだ。 以上の琵琶歌はおよそ歴史的題材による語り物的要素も強く,歌謡的側面とつりあって邦楽の中で特異な位置を占めている。…

※「石村涼月」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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