デジタル大辞泉
「石清水放生会」の意味・読み・例文・類語
いわしみず‐ほうじょうえ〔いはしみづハウジヤウヱ〕【石清水放生会】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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いわしみず‐ほうじょうえいはしみづハウジャウヱ【石清水放生会】
- 〘 名詞 〙 石清水八幡宮の法会の一つ。例祭として陰暦八月一五日(現在は九月一五日)に行なわれる放生会。貞観五年(八六三)僧安宗により始められ、延久二年(一〇七〇)以後は行幸の式に準じた。生魚、生鳥などを山や川に放ち、天皇および将軍の幸福、天下泰平を祈願する。文明一八年(一四八六)以後断絶、延宝七年(一六七九)再興、明治元年(一八六八)仲秋祭と改称、現在は、石清水祭という。男山八幡祭。八幡の法生会。《 季語・秋 》
- [初出の実例]「勘二石清水放生会日時一」(出典:日本紀略‐天暦二年(948)一〇月一二日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の石清水放生会の言及
【石清水祭】より
…賀茂祭(葵(あおい)祭),春日祭とともに三大勅祭の一つ。古くは旧暦8月15日に行われ,明治まで石清水放生会(ほうじようえ)と称した。[放生会]の起源は《政事要略》によると,720年(養老4),隼人征討のとき隼人を殺した報いとして放生会を奉仕するようにとの宇佐八幡神の託宣により始められたと伝えられる。…
※「石清水放生会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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