コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

研精会 けんせいかい

3件 の用語解説(研精会の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

研精会
けんせいかい

長唄演奏団体名。正式には長唄研精会。 1902年8月,4世吉住小三郎 (後名吉住慈恭) ,3世杵屋六四郎 (後名稀音家〈きねや〉浄観) によって創設。従来ほとんど劇場音楽として芝居に制約されていた長唄を純粋の鑑賞用音楽として普及する目的をもって組織された団体。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

研精会【けんせいかい】

長唄演奏家の団体の一つ。長唄研精会。歌舞伎の伴奏音楽として発達してきた長唄を,純音楽として鑑賞され得るものにしようという主張をもっていた4世吉住小三郎,3世杵屋六四郎(稀音家(きねや)浄観)らが結成。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

けんせいかい【研精会】

長唄演奏団体。正式名称は長唄研精会。4世吉住小三郎(のちの慈恭(じきよう))と3世杵屋六四郎(のちの2世稀音家浄観(きねやじようかん))によって創設された。従来,歌舞伎に付随していた長唄を鑑賞用音楽として独立させ,会員制度による演奏会開催を企画,1902年8月19日,東京日本橋俱楽部で第1回演奏会を開いた。研精会の成功によって,明治末期から大正にかけて演奏会長唄が流行し,長唄が家庭音楽として広く受け入れられる契機をつくった功績は大きい。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の研精会の言及

【稀音家浄観】より

…前名3世杵屋六四郎。はじめ歌舞伎座に出勤していたが,1902年,4世吉住小三郎とともに研精会を創始,演奏会形式の長唄に新機軸を出し長唄の普及発展に多大の貢献をした。26年,杵屋を稀音家と改め,39年,2世浄観を襲名した。…

【長唄】より

…この時期の唄方には5世・6世芳村伊三郎,6世芳村伊十郎,2世松島庄五郎,3世松永和風(楓)らがいる。 1902年,4世吉住小三郎と3世杵屋六四郎(のち2世稀音家(きねや)浄観)によって研精会が結成された。これは長唄を純粋な鑑賞用音楽とし,定期的な演奏会によって広く一般の家庭への普及を意図したもので,これが世論を喚起し評判を高めた結果,明治末期から大正期にかけて長唄演奏会の全盛期を迎え,鶴命(かくめい)会,岡安会,東歌会,杵六会,芙蓉(ふよう)会などが生まれた。…

※「研精会」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

研精会の関連キーワード紀文大尽山田抄太郎江戸長唄御座敷長唄梅屋勘兵衛(3代)稀音家浄観(2代)住田又兵衛(3代)住田又兵衛(4代)住田又兵衛長唄研精会

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

研精会の関連情報