Ag2S(247.80).天然には,輝銀鉱または針銀鉱として産出する.銀の可溶性塩の水溶液に硫化水素を通すか,または窒素中,250 ℃ で銀と硫黄とを直接反応させると得られる.黒色の粉末.α形とβ形が知られている.α形は高温で安定であり,立方晶系,赤銅鉱型構造.β形は斜方晶系.転移点175 ℃.銀塩のなかでもっとも水に不溶性で,溶解度1.8×10-17 mol L-1 である.濃硫酸,硝酸,シアン化カリウム水溶液に溶ける.銀製品の表面が黒くなるのは空気中のH2SやSO2と反応して硫化銀を生じるためである.銀の製造原料,陶磁器の金属細工(硫化銀粘土),写真のセピア調色に用いられる.[CAS 21548-73-2]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...
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