祖堂集(読み)そどうしゅう(英語表記)Zǔ táng jí

世界大百科事典 第2版の解説

そどうしゅう【祖堂集 Zǔ táng jí】

中国,禅宗史書の一つ。20巻。五代の南唐保大10年(952)の成立。泉州招慶寺の浄修禅師文僜(ぶんとう)の下にいた静筠二禅徳の編。過去七仏にはじまって,インドの28代,中国の6代を経て文僜に至る234人の祖師の名と,伝灯相承(そうじよう)の次第を述べたもの。祖堂とは,祖師の堂奥,つまり奥義の意である。文僜は保福従展につぎ,保福は雪峰義存につぐ。義存は,唐末五代の中国禅の代表的存在で,その弟子は1700とよばれた。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大暑

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の6月中 (6月後半) のことで,太陽の黄経が 120°に達した日 (太陽暦の7月 23日か 24日) に始り,立秋 (8月7日か8日) の前日までの約 15日間であ...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android