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神祇歌 ジンギカ

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デジタル大辞泉の解説

じんぎ‐か【神×祇歌】

勅撰和歌集の部立ての一。神事・祭礼などや神社参拝の際に詠んだ歌。後拾遺集に初めて設けられ、千載集以後は1巻として独立。

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大辞林 第三版の解説

じんぎか【神祇歌】

勅撰和歌集の部立ての一。神に関することを詠んだもの。後拾遺和歌集で初めて使われた。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

神祇歌
じんぎか

神祇信仰に関する和歌。日本古来の神への信仰や神々の由来、神社の縁起を詠んだ歌、神社の祭礼その他行事の歌、神の託宣の歌(神詠)などの総称。日本の神は日本の歌である和歌を愛しているという信仰のもと、神社に和歌や歌合(うたあわせ)を奉納する風習が盛んになるとともに神祇歌も増加したが、神楽歌(かぐらうた)などの神事歌謡も神祇歌と密接な関係がある。『拾遺(しゅうい)和歌集』の神楽歌は実質的には神祇歌とみなされる。ただし、勅撰(ちょくせん)集の部立(ぶだて)としては『後拾遺和歌集』雑(ぞう)6に「神祇」として「釈教(しゃっきょう)」「誹諧歌(はいかいか)」とともにみえるのが最初。『千載(せんざい)和歌集』で一巻として独立し、以後、勅撰集はすべて20巻のうちの1巻をこれにあてている。「日本紀竟宴(にほんぎきょうえん)和歌」(『日本書紀』講読のあと催された宴席での和歌)のあるものも後には神祇歌として扱われている。本地垂迹(ほんじすいじゃく)説の浸透とともに、神祇歌は釈教歌と内容的に類似するに至る。また、歌徳説話などと結び付くことが多く、説話集や軍記物語など、歌集以外の分野にもしばしば取り込まれている。[久保田淳]

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