(読み)かん

精選版 日本国語大辞典 「稈」の意味・読み・例文・類語

かん【稈】

〘名〙 稲、竹などのイネ科植物を主とする単子葉植物の茎。節があり、節間部が中空の茎をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「稈」の意味・読み・例文・類語

かん【×稈】

稲・竹などの、中空になっている茎。
[類語]花茎地下茎根茎球茎塊茎鱗茎蕗の薹芋蔓

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内のの言及

【イネ(稲)】より

…かつては禾本(かほん)科ともいった。 イネ科植物の大半は細長い葉と茎をもった一年生または多年生の草本であるが,タケ類には大型で太く,何年も生き続ける茎,つまり稈(かん)があり,同じ性質の稈をもったササ類とともに木本性のイネ科の一群となっている。茎は円柱形で節があり,節間は麦わらや竹稈のようにたいていは中空であるが,サトウキビモロコシの茎のように中実のものもある。…

※「稈」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android