コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

稜威言別 イツノコトワキ

デジタル大辞泉の解説

いつのことわき【稜威言別】

記紀歌謡の注釈書。10巻・目安1巻。橘守部(たちばなもりべ)著。嘉永3年~明治27年(1850~1894)刊。記紀の歌謡183首を、年代順・天皇代別に分類し、詳しい注釈を加えたもの。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

いつのことわき【稜威言別】

古代歌謡の注釈書。橘守部著。1846年(弘化3)成立。10巻。《日本書紀》と《古事記》の歌謡を注釈したもの。契沖の《厚顔抄》,本居宣長の《古事記伝》,荒木田久老の《日本紀歌之解》などを参考にしているが,守部の独自な解釈に富んでいる。守部の観点は,歌謡を謡いものとして見ること,演劇と関連させて考えること,という特色をもっており,それが古代歌謡のすぐれた解釈を生みだしている。【平野 仁啓】

出典 株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について 情報

大辞林 第三版の解説

いつのことわき【稜威言別】

注釈書。一〇巻、目安一巻。橘守部著。三巻までは1850年、以下は1891~94年刊。記紀歌謡を分類、注釈したもの。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

今日のキーワード

天網恢恢疎にして漏らさず

《「老子」73章から》天の張る網は、広くて一見目が粗いようであるが、悪人を網の目から漏らすことはない。悪事を行えば必ず捕らえられ、天罰をこうむるということ。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android