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種なし果実(種無果実) たねなしかじつ

世界大百科事典 第2版の解説

たねなしかじつ【種なし果実(種無果実)】

単為結果parthenocarpyによって生じた種子のない果実。一般に果実の発育は,種子の発育と相伴って進行するものであるが,種子が発育しないのに果実のみが発育する現象を単為結果または単為結実といい,種なし果実が生ずる。果実の発育に受粉の刺激は必要であるが,必ずしも種子の形成は必要でないことを示すもので,自然状態ではバナナ,パイナップルウンシュウミカン,カキなどにその例がみられる。人為的に種なし果実を作りだす方法には,交雑育種によるものと生長ホルモン処理によるものとがある。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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