突先(読み)トッサキ

デジタル大辞泉 「突先」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さき【突先】

とがった先端突端。「岬の突先
[類語]はなはしっこすえさき先っぽ突端とっぱな先端せんたん突端とったん末端まったん一端いったんヘッドあたま

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精選版 日本国語大辞典 「突先」の意味・読み・例文・類語

とっ‐さき【突先】

  1. 〘 名詞 〙 とがった先端。つきでた端(はし)。突端。
    1. [初出の実例]「かんざしの数は、一朝一夕に、かぞへがたくして、落(おつ)るもいとはず、とっ先(サキ)をさして、天人案山子(かかし)とも、うたごふべし」(出典洒落本・龍虎問答(1779))
    2. 「林も最(も)う出外れの突先(トッサキ)」(出典:青春(1905‐06)〈小栗風葉〉秋)

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