出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
七福神の大黒天に扮(ふん)して舞う祝福芸。中世なかばにはかなり行われていたらしく、『蔭凉軒日録(いんりょうけんにちろく)』の文正(ぶんしょう)元年(1466)の条に「彼知客、平日好大黒舞」とみえる。中世末には正月に宮中によく参入している。今日では、新潟県柏崎(かしわざき)市女谷(おなだに)の綾子(あやこ)舞に伴う囃子(はやし)舞の一つとして、また山形県西村山郡河北(かほく)町谷地(やち)のものは民謡的な舞踊として、兵庫県赤穂(あこう)市尾崎では恵比須(えびす)舞と対(つい)で門付(かどづけ)の遺風として伝承している。大黒頭巾(ずきん)をかぶり、手に打ち出の小槌(こづち)を持つのが決まりの扮装であるが、赤穂では大黒面をつける。鳥取市円通寺には三人遣い人形の大黒舞がある。
[西角井正大]
出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報
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