書表す(読み)カキアラワス

デジタル大辞泉 「書表す」の意味・読み・例文・類語

かき‐あらわ・す〔‐あらはす〕【書(き)表す】

[動サ五(四)]物事文字や図に書いてはっきりと示す。「この感じをうまく―・すのはむずかしい」
[類語]表現表出表白発現描出形象化体現具現表明筆舌表す言い表す名状する形容するしたためる書く記す書き立てる記するしたためる書き記す書き綴る書き込む書き入れる記入記載筆記記帳記録速記

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精選版 日本国語大辞典 「書表す」の意味・読み・例文・類語

かき‐あらわ・す‥あらはす【書表・書著】

  1. 〘 他動詞 サ行五(四) 〙
  2. ( 書表 ) 書いて状態事情を明らかにする。
    1. [初出の実例]「所の様おぼつかなきうらうらいそのかくれなくかきあらはしたまへり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)絵合)
  3. ( 書著 ) 書物を書いて、世に公にする。著述する。
    1. [初出の実例]「Caqi arauaxi, su, aita(カキ アラワス)〈訳〉文書によって著わす」(出典日葡辞書(1603‐04))
    2. 「西鶴其笑風来京伝のともがら前後物語をかきあらはして虚名を一世に博してより」(出典:小説神髄(1885‐86)〈坪内逍遙〉緒言)

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