名状(読み)メイジョウ

デジタル大辞泉 「名状」の意味・読み・例文・類語

めい‐じょう〔‐ジヤウ〕【名状】

[名](スル)物事ありさま言葉表現すること。「名状しがたい光景
[類語]表現表出表白発現描出形象化体現具現表明筆舌表す言い表す書き表す形容する

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「名状」の意味・読み・例文・類語

めい‐じょう‥ジャウ【名状】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( ━する ) 状況を言い表わすこと。物事の有様を、口で言い表わすこと。
    1. [初出の実例]「物之大小多寡、紛々藉々、不名状」(出典語孟字義(1705)下)
    2. 「病人共を見て前医どもの手当をとひ名状(メイゼウ)せし諸症を見るに」(出典:談義本・世間万病回春(1771)五)
  3. 名称形状名前と有様。〔王令‐八図詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「名状」の読み・字形・画数・意味

【名状】めいじよう

形容

字通「名」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android