コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

等圧線(読み)とうあつせん(英語表記)isobar

翻訳|isobar

大辞林 第三版の解説

とうあつせん【等圧線】

天気図上で、気圧の等しいところを結んだ線。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

等圧線
とうあつせん

大気中のある面で気圧の等しい点を結んだ線。またその面と等圧面の交わる線。通常、等高度面上の等圧線をいう。地上天気図に描かれる等圧線は海面高度面の等圧線である。したがって、この場合の気圧の値は、高さの違う各観測点の現地気圧を、それぞれ、海面の値に換算した海面更正値が用いられる。等圧線を引くことにより、高気圧低気圧の存在が明らかになる。等圧線は通常、天気図のスケールにより、1ヘクトパスカル、2ヘクトパスカル、4ヘクトパスカル、5ヘクトパスカルごとに引く。気体の連続性や、高気圧、低気圧などの気圧系の特性により、等圧線には次の性質がある。
(1)等圧線は交差したり枝分れすることはない。
(2)同じ値の等圧線の間に1本だけ孤立することはない。
(3)同じ値の等圧線が長距離にわたって並行することはない。
(4)極端にでこぼこしない。
(5)前線のところや、地形の影響の著しいところを除くと、間隔が不連続に変化しない。
(6)閉じた曲線になる。天気図の端ではとぎれていても、もっと広い範囲では閉曲線になる。
(7)前線のところで急に方向を変えることが多い。[倉嶋 厚]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

等圧線の関連情報