筋違道(読み)すじかいみち

精選版 日本国語大辞典 「筋違道」の意味・読み・例文・類語

すじかい‐みち すぢかひ‥【筋違道】

〘名〙 (「すじがいみち」とも)
① 斜めに交わっている道。また、本道からそれた近道。すじかえみち。
※京大本論語抄(16C前)雍也第六「径は小路ぞ。すぢかい路也。又細道間道を云也」
道理が立たないこと。条理が通らないこと。また、そのような道理。よこしまな事柄
※浄瑠璃・本朝二十四孝(1766)三「木曾山木立あらくれて、無法無轍をしにせにて、名も横蔵の筋がい道」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の筋違道の言及

【斑鳩[町]】より

…奈良県北西部,生駒郡の町。1947年に竜田町,法隆寺村,富郷村が合体して改称。人口2万8371(1995)。奈良盆地の中西部から矢田丘陵の南半部を占める。町名は聖徳太子によって造営された斑鳩宮に由来する。町の中央部に位置する法隆寺は,現存する世界最古の木造建築として有名で,日本の古代美術の宝庫である。付近には弥勒菩薩で知られる中宮寺,その北東方には三重塔の美しい法起寺や法輪寺,西方には紅葉の美しさを古歌にうたわれた竜田川や三室山があって古くから〈斑鳩の里〉として親しまれ,観光客が多い。…

※「筋違道」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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