管珊瑚(読み)クダサンゴ

デジタル大辞泉 「管珊瑚」の意味・読み・例文・類語

くだ‐さんご【管××瑚】

花虫綱クダサンゴ科の腔腸こうちょう動物赤色骨質の細い管が横板で連結された群体をなし、各管の中のポリプ上端から触手を出す。奄美あまみ大島から南洋分布

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精選版 日本国語大辞典 「管珊瑚」の意味・読み・例文・類語

くだ‐さんご【管珊瑚】

  1. 〘 名詞 〙 刺胞動物八放サンゴ亜綱クダサンゴ科の一種サンゴ礁をつくる動物の一つ。赤色の管状骨格が多数並んで束状の群体をつくる。サンゴ虫緑色で管の先端から八本の触手を広げているが、触れるといっせいに管の中へ引っこむ。おのおのの管は水平な横板で互いに連絡されている。奄美諸島、小笠原諸島以南に分布する。形が珍奇なので置物にされる。

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動植物名よみかた辞典 普及版 「管珊瑚」の解説

管珊瑚 (クダサンゴ)

学名Tubipora musica
動物。クダサンゴ科の海産動物

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