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籠の鳥 カゴノトリ

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デジタル大辞泉の解説

かご‐の‐とり【籠の鳥】

籠の中の鳥のように、身の自由が束縛されている状態のたとえ。また、そのような境遇の人。籠の中の鳥。
1の境遇から》遊女。
「―なる梅川に焦がれて通ふ廓雀(さとすずめ)」〈浄・冥途の飛脚

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

籠の鳥
かごのとり

流行歌および映画の題名。歌の成立は1922年(大正11)で、千野かおるほか2名の作詞、鳥取春陽(とっとりしゅんよう)作曲とされている。しかし赤沢大助(だいすけ)の告訴もあって、著作権の帰属は明確さを欠く。とにかくこの曲の流行を決定づけたのは、帝国キネマ製作の映画『籠の鳥』(松本英一監督)である。24年8月に封切られた大阪・芦辺(あしべ)劇場は5週間、東京・遊楽館は4週間の続映となり、後編の好評とも相まって、女優歌川八重子は一躍スターダムにのし上がった。しかし、退廃的な曲調が「国民精神作興ニ関スル詔書」(1923年11月発布)の主旨にもとるため、映画館内で観客の合唱が禁じられたり、歌そのものを禁止したりする動きもあった。[倉田喜弘]

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