籾山唯四郎(読み)モミヤマ タダシロウ

20世紀日本人名事典 「籾山唯四郎」の解説

籾山 唯四郎
モミヤマ タダシロウ

明治・大正期の機業家 栃木県議。



生年
文久1年12月(1861年)

没年
大正11(1922)年10月30日

出生地
下野国下都賀郡間々田村乙女(栃木県小山市)

経歴
足利郡助戸村の生糸商・籾山弥三郎の養嗣子となり、家業を織物製造業に転換、明治43年足利織物改良組を組織し、品質改良、販路拡大尽力、業界の重鎮となる。また染色撚糸毛織綿紡、ガスなど足利の近代化事業の大半参画、取締役などを務めた。足利郡議、足利市議、栃木県議、各種組合の会長などを歴任

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「籾山唯四郎」の解説

籾山唯四郎 もみやま-ただしろう

1861-1922 明治-大正時代の機業家。
文久元年12月生まれ。下野(しもつけ)(栃木県)足利郡の生糸商籾山家の養子。足利織物の改良,販路の拡大に尽力。足利郡会議員,足利市会議員,各種組合の会長などをつとめた。大正11年10月30日死去。62歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android