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精進落し しょうじんおとし

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

精進落し
しょうじんおとし

精進落ち,落忌 (としみ) ともいう。願い事,あるいは修行のために一定の期間肉食を断ち,身を慎んで生活し (→精進 ) ,その期間が終了したときに,肉食すること。

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葬儀辞典の解説

精進落し

本来は、忌明けの35日または49日までは殺生をしないように肉や魚などを食することを慎み、忌明けが過ぎて日常の食生活に戻ることを指しました。最近では、本来の意味を離れ、故人の葬儀でお世話になった方々へのお礼の席として、葬儀後の骨上げの時に行うのが一般的です。=忌払い(いみばらい)

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世界大百科事典 第2版の解説

しょうじんおとし【精進落し】

仏教関係行事が終わり,再び日常生活に帰るときに行われる行事。肉食を精進落しの象徴としている所が多い。長野県上伊那郡では葬式から帰った人々が仏前に膳を並べ鯉の吸物などを食べることを精進落しという。民間最大の仏教行事である葬式の精進落しは21日目か49日目である。この期間は精進料理が求められた。なお,近畿地方の大峰参りのあとなどにも同様に精進落しをする。【田中 久夫

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世界大百科事典内の精進落しの言及

【魚】より

…淵の魚をとりつくす毒流し漁を準備しているとき,それを戒める旅僧に食物を与えたところ,獲物の大魚の腹からその食物が現れ,漁に参加した者がたたりを受けたという話(魚王行乞譚,〈物食う魚〉)もこの古い信仰の流れの末である。 仏教が魚類を食することを禁じたために,仏教の教義に服しない表現として魚類を口にする風が生じ,幼児の死者の再生を祈って棺内にイワシなどを納め,また葬儀の忌を終わるにあたって精進落しと称してことさらに魚味を口にする風習が行われる。僧侶に魚を口にさせて嘲る笑話や狂言も中世以来知られてきた。…

【精進料理】より

…仏教語の精進はひたすら道を求めるという積極的,持続的な修善行為を内容とするが,これが日本の俗間では精進(しようじん∥そうじ),または精進潔斎と称して,ほぼ物忌と同義に用いられ,ある期間心身を慎み,酒肉を避けるといった消極的な止悪行為として受容された。そして,後には精進の期間に入る前には〈精進固め〉といって魚鳥などの動物性食品をとり,精進が終わると〈精進落し〉と称して魚鳥などを食べる風も生じた。《枕草子》に〈精進物(そうじもの)のいとあしきをうちくひ〉とあるのは,平安時代すでに精進をこうした内容のものとする理解が一般化していたことを物語る。…

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