食生活(読み)ショクセイカツ(その他表記)food life

精選版 日本国語大辞典 「食生活」の意味・読み・例文・類語

しょく‐せいかつ‥セイクヮツ【食生活】

  1. 〘 名詞 〙 生活の中で、食べる方面に関すること。
    1. [初出の実例]「国内食糧の増産や集荷促進などの緊急対策を実施するとともに食生活の刷新が必要と考えられる」(出典:経済実相報告書(1947)二)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「食生活」の意味・わかりやすい解説

食生活
しょくせいかつ
food life

食物を摂取して,健康の保持生命の維持をはかり疲労回復慰安を求める生活。単に飢餓を満たすということではなく味覚快感を与える芸術性,趣味性が要求され,それには食物の美化,すなわち衛生的,視覚的な美しさと,調理による食味の向上,さらに快い環境が必要である。食生活は個人の健康,生命を支配するだけでなく,一家,一国の運命にもつながるもので,国運盛衰にも関係する。日本人の食生活は第2次世界大戦後から現在までの間に著しく変化し,従来の米と魚を中心とした状況から,肉,卵,牛乳をかなり摂取するようになり,現在では世界各国中でも良好な食生活と評価されている。 (→食事 )  

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世界大百科事典(旧版)内の食生活の言及

【癌】より

…すなわち胃癌の発生が日本の日本人の半分くらいに減少し,他方,大腸癌,肺癌,前立腺癌および乳癌などが著しく増加している。癌の発生原因として,環境因子,とくに食生活の差がいかに大きく関与しているかを示唆する疫学的事実である。 日本の日本人の癌部位別発生頻度も,1960‐80年の20年の間に徐々に変化し,アメリカの白人型に近づいている。…

※「食生活」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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