細菌肥料(読み)さいきんひりょう(英語表記)bacterial fertilizer

世界大百科事典 第2版の解説

さいきんひりょう【細菌肥料 bacterial fertilizer】

土壌中に存在する微生物のなかには植物の生育に有用な働きをするものがある。このような有益な微生物を純粋に培養して増やし,肥料のように土に施用したり,種子に付着させるものをいう。微生物肥料ともいう。代表的な例として,マメ科作物の根粒菌がある。このバクテリアダイズなどのマメ科植物の根内に共生して空気中の窒素を固定してアンモニアにかえ,植物が利用できるようにしているであり,ダイズなどの種子にまぶして利用する。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

終末時計

アメリカの科学雑誌『ブレティン・オブ・ジ・アトミックサイエンティスツ』が毎号表紙に掲げている「地球最後の日」までの時間を表示する時計。核戦争の危機を訴え,1947年に初めて登場。米ソ冷戦の終結を迎えて...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android