デジタル大辞泉 「統制語彙」の意味・読み・例文・類語 とうせい‐ごい〔‐ゴヰ〕【統制語彙】 図書館情報学やデータベースの分野で使われる、意味の範囲や使い方が規制された言葉。図書の索引や目録を作成する際、言葉の意味のあいまいさや同形異義・異形同義によって生じる検索の漏れと重複を防ぐために、あらかじめ選定された一連の語彙を指す。統制語。統制索引語。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
図書館情報学用語辞典 第5版 「統制語彙」の解説 統制語彙 情報検索において,索引語として利用する語を限定し,その意味範囲や使用方法を規定したもので,統制語ともいう.ただし,本来,「語彙」は語の集合を指し,「語」は個別の語を指すので,それに応じて使い分けることもある.語彙統制の基本的な目的は,語形や表記の変化,同義語の存在で検索漏れが生じないよう,また同形異義語でノイズが生じないようにすることである.典型的な統制語彙としては,シソーラスに基づくディスクリプタがある.また,ディスクリプタが事後結合索引法の統制語彙であるのに対し,件名標目表に基づく件名標目,分類表に基づく分類記号は,事前結合索引法の統制語彙とみなすことができる.このような索引語彙を定めることを語彙統制という.[参照項目] 件名標目 | ディスクリプタ | 分類記号 出典 図書館情報学用語辞典 第4版図書館情報学用語辞典 第5版について 情報 Sponserd by