デジタル大辞泉 「綱目」の意味・読み・例文・類語 こう‐もく〔カウ‐〕【綱目】 《「綱」は網の大綱おおづな、「目」は網の目の意》物事の大要と細部。物事を分類・整理するときの大きな区分けと小さな区分け。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「綱目」の意味・読み・例文・類語 こう‐もくカウ‥【綱目】 [ 1 ] ( 「綱」は網(あみ)の大綱(おおづな)、「目」は網の目の意 )① 物事の大要と細目。[初出の実例]「洎二于中古一、雖二由行一、未レ彰二綱目一」(出典:続日本紀‐養老三年(719)一〇月辛丑)[その他の文献]〔南史‐斉明帝紀〕② 生物を分類する段階としての「門」の次の「綱」とその次の「目」。転じて、分類、または分類体系。[初出の実例]「其綱目極めて精密なれば幼童粗植物の名と形とを知り得て後其学に従事すべし」(出典:小学読本(1874)〈榊原・那珂・稲垣〉三)[ 2 ] 「しじつがんこうもく(資治通鑑綱目)」の略。 つな‐め【綱目・葛目】 〘 名詞 〙 綱の結び目。[初出の実例]「引き結(むす)べる葛目(つなめ)の緩(ゆる)び、取葺ける草(かや)の噪(そそ)き〈古語に蘇蘇岐といふ〉無く」(出典:延喜式(927)祝詞) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「綱目」の読み・字形・画数・意味 【綱目】こう(かう)もく 大綱と細目。大小の規定。〔中論、下、民数〕是(ここ)を以て先王、六六の法を制す。其の民を維持して、之れが綱目を爲す以なり。字通「綱」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報