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美豆牧 みずのまき

百科事典マイペディアの解説

美豆牧【みずのまき】

山城国久世(くせ)郡,現京都府久御山(くみやま)町北西部から京都市伏見区の南西部を占めたと思われる古代皇室の牧場。〈美豆野〉は9世紀後半には〈禁猟地〉とされており,ここに牧が設けられたのであろう。

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世界大百科事典 第2版の解説

みずのまき【美豆牧】

山城国久世郡(現,京都府久世郡久御山町)の牧。美豆野は禁猟区で,すでに天長年中(824‐834)より勅によって樵夫・牧竪(牧童)以外の出入りが差し止められていた。ここに設けられた牧は平安時代左右馬寮の管轄下にあり,播磨国家嶋牧とともに近都六牧の機能を補完した。美豆牧には厩畠11町と野地すなわち牧50余町があり,馬寮付属の厩舎において飼養する馬で夏月に肥えないものをえらんで放し飼いにし,また寮所属の諸祭料の馬も放飼した。

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