羽二重餅(読み)ハブタエモチ

デジタル大辞泉 「羽二重餅」の意味・読み・例文・類語

はぶたえ‐もち〔はぶたへ‐〕【羽二重餅】

羽二重のようにきめ細かく滑らかな餅。
羽二重のように柔らかく作った短冊形求肥ぎゅうひ菓子。福井市名物

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精選版 日本国語大辞典 「羽二重餅」の意味・読み・例文・類語

はぶたえ‐もちはぶたへ‥【羽二重餠】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 外皮を羽二重のようにきめ細かくなめらかについた餠。
    1. [初出の実例]「最中(もなか)・まんぢゅに羽二重(ハブタヘ)もち」(出典滑稽本浮世床(1813‐23)初)
  3. もち米の粉と砂糖を練った求肥(ぎゅうひ)を、厚さ三ミリぐらいにして、短冊型に切ったもの。
    1. [初出の実例]「羽二重餠を買うてきた」(出典:越前竹人形(1963)〈水上勉〉一一)

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デジタル大辞泉プラス 「羽二重餅」の解説

羽二重餅

福井県の名物菓子。糯米(もちごめ)粉を蒸し、水飴・砂糖を加えて練り上げた餅菓子。絹の羽二重に因んだ菓名。

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