羽衣草(読み)ハゴロモグサ

デジタル大辞泉 「羽衣草」の意味・読み・例文・類語

はごろも‐ぐさ【羽衣草】

バラ科多年草。まれに中部地方高山に生え、高さ約30センチ。全体に毛があり、葉は心臓形で五~七つに浅く裂けている。夏、黄緑色小花が密につく。ヨーロッパ名のレディーズマントルの意訳という。

はごろも‐そう〔‐サウ〕【羽衣草】

ノコギリソウ別名

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関連語 名詞 鋸草

精選版 日本国語大辞典 「羽衣草」の意味・読み・例文・類語

はごろも‐ぐさ【羽衣草】

  1. 〘 名詞 〙 バラ科の多年草。本州の中・北部の高山にまれに生える。高さ約三〇センチメートル。全体に軟毛を密布する。根葉は長柄をもち径四~七センチメートルの腎臓形、ふつう掌状に浅く五~七裂し歯牙(しが)状の鋸歯(きょし)がある。夏、梢上の葉腋から花茎がのび淡黄緑色の小花が群がって散房状につく。花は径約三ミリメートル、花弁はなく、萼(がく)は四裂。

はごろも‐そう‥サウ【羽衣草】

  1. 〘 名詞 〙 植物のこぎりそう(鋸草)」の異名。《 季語・夏 》 〔物品識名(1809)〕

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