デジタル大辞泉
                            「聖ペトリ大聖堂」の意味・読み・例文・類語
                    
                
		
                    せいペトリ‐だいせいどう〔‐ダイセイダウ〕【聖ペトリ大聖堂】
        
              
     
    
        
    出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
	
    
  
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                    せいペトリだいせいどう【聖ペトリ大聖堂】
        
              
                        ドイツ北西部の港湾都市ハンブルク(Hamburg)の南西100km、ブレーメン(Bremen)の旧市街の中心にあるマルクト広場に建つ聖堂。その横にはブレーメンの市庁舎がある。2つの尖塔を持ったゴシック様式の聖堂で、内部は美しいレリーフやステンドグラスで装飾されている。また、この大聖堂には博物館が併設されていて、銀の祭壇や、中世の司祭の墓、絵画などの展示がある。この教会の歴史は古く、789年にはすでに木造の教会があった。この教会は、9世紀に石造の前期ロマネスク様式の聖堂がつくられた。この聖堂は1041年の火災で全壊し、1068年に現在の大聖堂の建設が始まり、1100年ごろには聖堂が、1250年ごろには塔が建設され、1500年ごろには内部がゴシック様式で改装された。しかし、この聖堂は1561年に閉鎖される。その後、1638年にプロテスタント(ルター派)の教会として再開された。19世紀には大規模な改装が行われたが、1945年の空襲で約30%を損壊し、戦後修復されて今日に至っている。
                                                          
     
    
        
    出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報
	
    
  
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