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聖書協会 せいしょきょうかいBible Society

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

聖書協会
せいしょきょうかい
Bible Society

全世界のすべての人が聖書を手にして読めるように,各国語への翻訳,低廉な価格での普及を目的として設立されたプロテスタント超教派の宗教団体。最古のものは 1804年ロンドンに設立された。のちドイツ,オランダ,デンマーク,ノルウェーなど世界の多くの国にも設立され,1946年これらが合して聖書協会世界連盟を結成した。 91年度には,計 1978の言語への翻訳が行われている。日本聖書協会は 37年に英米両聖書協会の在日出張所が合同して設立された。 55年に口語訳聖書,79年にカトリック,プロテスタント共同の『新約聖書共同訳』,87年には『聖書新共同訳』を出版した。

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百科事典マイペディアの解説

聖書協会【せいしょきょうかい】

聖書を各国で翻訳・出版し,その普及を図るプロテスタント系団体。英語でBible Society。1804年ロンドンで設立されたのをかわきりに各国で設立され,アメリカでは1816年,日本では1874年から始められた。

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世界大百科事典 第2版の解説

せいしょきょうかい【聖書協会 Bible Society】

キリスト教の正典である聖書の出版,翻訳,頒布,普及を目的とするプロテスタントの団体。イギリスで1804年に創立された後アメリカなど欧米各国に続いて設立されたが,外国伝道の発展にともないアジアにおいても事業を行うようになり,日本では1874年から始められた。英米の聖書協会から独立した日本聖書協会が組織されたのは1937年である。46年には聖書協会世界連盟United Bible Societiesが結成され,国際的な事業を展開している。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

聖書協会
せいしょきょうかい
Bible Society

キリスト教会と協力して伝道に奉仕することを目的として、聖書の翻訳・出版・頒布を行う団体。聖書協会が初めて設立されたのは1804年イギリスにおいてであった。マリー・ジョーンズという貧しい一少女が聖書を読みたいと熱心に捜し求め、その熱意に動かされてこの協会が生まれた。現在は世界各国に設立され、それぞれの国で聖書の翻訳・出版、頒布にあたっている。欧米、アフリカ、アジア、太平洋諸島にわたって100余の協会があり、その協力と連携のために聖書協会世界連盟(UBS)が結成されている。現在これらの協会の活動を通して毎年約5億部の聖書が世界中に頒布され、聖書の訳されている言語数は1829言語に達している(1985年末報告)。
 日本では1875年(明治8)以来、英米の聖書協会が別々に活動していたが、1938年(昭和13)日本聖書協会(JBS)が設立され、両協会の活動のすべてはそれに引き継がれている。これまで1888年には『文語聖書』を、1955年(昭和30)には『口語聖書』を刊行し、1970年以後『共同訳聖書』の訳業がなされている。日本ではいま毎年1000万部以上の聖書が頒布されている。[木下順治]

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