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肺浸潤 ハイシンジュン

デジタル大辞泉の解説

はい‐しんじゅん【肺浸潤】

肺のX線検査を行ったとき、わずかに陰影が認められる状態。かつては肺結核の初期の意で用いられた。

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百科事典マイペディアの解説

肺浸潤【はいしんじゅん】

肺の結核性病巣。胸部X線写真上,雲状や柔らかい斑点を呈するものをいう。

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世界大百科事典 第2版の解説

はいしんじゅん【肺浸潤 pulmonary infiltration】

かつて,肺結核の罹患率が現在よりも高かった時代に,胸部X線写真で小範囲の浸潤陰影(境界不鮮明で均一な陰影)がみられるが,空洞を伴わず,また喀痰検査では結核菌がみられないようなときに,〈肺結核が強く疑われる〉という意味で用いられた言葉。しかし,現在ではほとんど使われていない。【竜神 良忠

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大辞林 第三版の解説

はいしんじゅん【肺浸潤】

胸部 X 線写真で、境界不鮮明な陰影がみられること。肺結核・肺炎などの肺疾患によって起こる。
肺結核の古い呼称。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

肺浸潤
はいしんじゅん

胸部X線写真において雲状あるいは軟らかい斑(はん)点状、または均等な陰影を示すものをいう。大きさは小さな限局性のものから広範囲にわたるものまで種々である。病理解剖学的には滲出(しんしゅつ)性病変であるが、ときには無気肺の場合もある。原因は、肺結核、肺炎のほか、多くの肺疾患によっておこる。肺結核が不治の病気として恐れられていた時代には、患者へのショックを和らげるために、肺結核ではなく肺浸潤という病名を用いたこともある。[山口智道]

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