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胡椒海岸 コショウカイガン

デジタル大辞泉の解説

こしょう‐かいがん〔コセウ‐〕【胡椒海岸】

Pepper Coast》アフリカ西部、現在のリベリアからシエラレオネにいたる海岸のかつての名称。15世紀から16世紀にかけてコショウの取引を行っていたヨーロッパ人によって名づけられた。また、コショウが「楽園の穀物」と呼ばれたことから、穀物海岸の別称もあった。

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世界大百科事典 第2版の解説

こしょうかいがん【胡椒海岸 Grain Coast】

西アフリカの現在のリベリア共和国海岸部にあたる地方を,かつてヨーロッパ人が指して呼んだ名称。東方の香辛料を求めて探検航海に出たヨーロッパの航海者たちが,この地方に自生するショウガ科のギニアショウガAframomum meleguetaのコショウに似た種子(現地住民にも香辛料として用いられている)を入手して欣喜し,こう名づけた。ギニア湾沿岸の他の地方と同じく,この地方に最初に到達したヨーロッパ人がポルトガル人(15世紀)か,それ以前(14世紀)の北フランス,ディエップの船乗りたちであったかは明らかでない。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

胡椒海岸
こしょうかいがん
Peppar Coast

西アフリカのギニア湾岸、今日のリベリア、シエラレオネ付近の沿岸。15~16世紀ごろからこの沿岸に渡来していたヨーロッパ人航海者たちは、この海岸でマラゲッタ・コショウが盛んに取引されていたことからこの名称をつけた。コショウは「楽園の穀物」とよばれていたことから、この海岸は穀物海岸Grain Coastともよばれた。[原口武彦]

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