脳軟化症(読み)ノウナンカショウ(その他表記)softening of the brain

デジタル大辞泉 「脳軟化症」の意味・読み・例文・類語

のうなんか‐しょう〔ナウナンクワシヤウ〕【脳軟化症】

脳梗塞のうこうそくの結果、そこから先の組織が酸素欠乏になり、壊死えしに陥った状態。

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精選版 日本国語大辞典 「脳軟化症」の意味・読み・例文・類語

のう‐なんかしょうナウナンクヮシャウ【脳軟化症】

  1. 〘 名詞 〙 脳内の動脈が閉塞して脳実質が崩壊・軟化する病気。反対側半身不随が起こり、多く失語症を伴う。突然に発症する場合は脳卒中に含まれる。脳漏。
    1. [初出の実例]「脳軟化症という厄介な病気で、長い間静養していた岸田氏は」(出典:夢声随筆(1955)〈徳川夢声〉悪魔の所業)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「脳軟化症」の意味・わかりやすい解説

脳軟化症
のうなんかしょう
softening of the brain

脳の血液循環路の一部がなんらかの理由で途絶して脳の実質組織の一部が壊死に陥り,軟化する状態。脳梗塞と同義語。脳卒中を起こす疾患の一つ。血行の途絶する原因としては,塞栓と血栓がある。塞栓性脳軟化症は,心臓弁膜症や大動脈瘤で生じた血栓の一部が脳動脈に流れて起こるもので,脳動脈の変化は関係がないため,若い人にも起こる。血栓性脳軟化症は脳動脈硬化症などに起因するため,一般に老人に多い。脳圧の亢進は起こらず,脳出血のように全意識が混濁することもほとんどない。

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改訂新版 世界大百科事典 「脳軟化症」の意味・わかりやすい解説

脳軟化症 (のうなんかしょう)

→脳梗塞(のうこうそく)

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百科事典マイペディア 「脳軟化症」の意味・わかりやすい解説

脳軟化症【のうなんかしょう】

→脳梗塞

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栄養・生化学辞典 「脳軟化症」の解説

脳軟化症

 脳血流障害によって脳梗塞を起こしたときの脳の組織変化で,脳組織が軟らかくなることによる名称.

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世界大百科事典(旧版)内の脳軟化症の言及

【脳梗塞】より

…脳を栄養する動脈の狭窄や閉塞のために,その動脈によって血液を供給されていた脳組織が壊死におちいった状態で,脳軟化症ともいう。脳梗塞は次の四つに大きく分けられる。…

※「脳軟化症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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