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膿皮症 のうひしょう

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大辞林 第三版の解説

のうひしょう【膿皮症】

化膿性の皮膚の病変。一般にブドウ球菌や連鎖球菌の感染によって起こる。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

家庭医学館の解説

のうひしょう【膿皮症 (Pyoderma)】

 膿皮症とは、皮膚が化膿(かのう)する病気の総称です。細菌感染によるもの以外にも膿皮症の名称のついた病名がありますが、単に「膿皮症」という場合は、黄色(おうしょく)ブドウ球菌きゅうきん)、化膿(かのう)レンサ球菌などに代表される化膿菌による皮膚感染症をさします。細菌による皮膚感染症には、膿皮症のほかに、皮膚結核(ひふけっかく)、ハンセン病などがありますが、膿皮症がもっとも多くみられます。
 膿皮症のなかには、あせものより、癤(せつ)、癰(よう)のように膿汁(のうじゅう)がたまる病気はもちろん、膿痂疹(のうかしん)(とびひ)、蜂巣炎(ほうそうえん)、丹毒(たんどく)などが含まれます。
 慢性膿皮症(まんせいのうひしょう)というのは、最初は毛孔(もうこう)が閉塞(へいそく)して皮膚内に袋ができたものですが、経過するうちに、赤く腫(は)れ、膿汁(のうじゅう)がたまってきます。この時点で、皮膚の表面や毛孔に常在している表皮(ひょうひ)ブドウ球菌や痤瘡桿菌(ざそうかんきん)による感染をおこしていると考えられるため、これも膿皮症に含まれます。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

膿皮症
のうひしょう

化膿菌であるブドウ球菌や連鎖球菌が外部から皮膚に侵入し、化膿性変化をおこす皮膚疾患。ジフテリア菌、緑膿菌、真菌などによっても化膿性変化がおこるが、これら疾患や全身性感染によるものは通常、膿皮症には含まれない。膿皮症の種類としては、「毛嚢炎(もうのうえん)」(毛包炎)、「(せつ)」「よう」「汗腺炎(かんせんえん)」「伝染性膿痂疹」「丹毒」などがあり、それぞれの項を参照のこと。[野波英一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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