自分だけの部屋(読み)ジブンダケノヘヤ

デジタル大辞泉 「自分だけの部屋」の意味・読み・例文・類語

じぶんだけのへや【自分だけの部屋】

《原題A Room of One's Own》⇒私だけの部屋

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「自分だけの部屋」の意味・わかりやすい解説

自分だけの部屋【じぶんだけのへや】

1929年刊行のバージニア・ウルフによるフェミニズム文学批評の古典。《A Room of One's Own》。女性と小説歴史文化,そして書くことをめぐる様々な指摘提案はもとより,タイトルの由来ともなっている〈女性が小説を書きたいのならば,経済力と自分ひとりの部屋を持たねばならない〉という言葉は,後続文学者・文学研究者をはじめ多くの女性に大きな示唆を与えてきた。
→関連項目両性具有

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