デジタル大辞泉 「興起」の意味・読み・例文・類語 こう‐き【興起】 [名](スル)1 勢いが盛んになること。また、盛んにすること。「民権を―し」〈福沢・文明論之概略〉2 奮いたつこと。「人民をして観感―せしむることは」〈中村訳・西国立志編〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「興起」の意味・読み・例文・類語 こう‐き【興起】 〘 名詞 〙① 物事をおこすこと。生じさせること。物事がおこること。[初出の実例]「此の神は天地の初め陰陽の興起(コウき)也」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)四)② 盛んにすること。興隆させること。再興させること。盛んになること。[初出の実例]「家康公興起し、天子を尊び、諸方を安じ」(出典:箚録(1706))[その他の文献]〔塩鉄論‐国病〕③ 心を奮い立たせること。[初出の実例]「義心興起(コウキ)せずんば、何として天下国家治むるべく候や」(出典:信長記(1622)一上)[その他の文献]〔孟子‐尽心・下〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「興起」の読み・字形・画数・意味 【興起】こうき 感動して振い起つ。〔孟子、尽心下〕百世の上に奮ひ、百世の下、聞く興せざる(な)し。人に非ずして、能く是(かく)の(ごと)くならんや。字通「興」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報