デジタル大辞泉
「舞文曲筆」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ぶぶん‐きょくひつ【舞文曲筆】
- 〘 名詞 〙 無理に文章を飾り、事実をまげて書くこと。〔大増補改訂や、此は便利だ(1936)〕
- [初出の実例]「舞文曲筆を弄している『吾妻鏡』よりも」(出典:小説平家(1965‐67)〈花田清輝〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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舞文曲筆
無理に文章を飾り、事実をまげて書くこと。
[使用例] 「ふじの人穴の草子」のほうが、舞文曲筆を弄している「吾妻鏡」よりも、単刀直入に述べているのだ[花田清輝*小説平家|1965~67]
[使用例] 被服支廠の配炭部門担当の将校が無責任であったと書いては支障があるし、彼等が協力してくれたと書いては願書としての効力もないし、舞文曲筆の要があるので骨が折れた[井伏鱒二*黒い雨|1965~66]
[解説] 「舞文」は無理にことばをもてあそんだりして文を作ること。「曲筆」は事実を曲げて書くこと。
出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報
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