良恵(読み)りょうえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「良恵」の解説

良恵(2) りょうえ

1599-1674 江戸時代前期の僧。
慶長4年生まれ。融通念仏宗摂津平野(大阪府)大念仏寺の良実に師事し,万治(まんじ)3年(1660)その跡をつぐ。京都大原の来迎院(らいごういん)南之坊との本山争いでは,幕府にうったえて大念仏寺を同宗の本山とした。延宝2年7月4日死去。76歳。字(あざな)は舜空

良恵(1) りょうえ

1089-1148 平安時代後期の僧。
寛治(かんじ)3年生まれ。良忍にまなび,融通念仏行者となる。摂津の神峰山(かぶさん)に住し,念仏に専心した。後年融通念仏宗では大念仏寺2世とした。久安4年4月3日死去。60歳。摂津茅原(ちはら)(大阪府)出身俗名は橘輔元。字(あざな)は厳賢。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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